タバコを吸っていると早漏になるって本当?
「タバコを吸うと勃起不全になりやすい」という事はしっかりと証明されています。
ですが「タバコ」と「早漏」には、直接的な関係性はありません。
さて、喫煙すると本当に早漏に見舞われやすくなるのでしょうか。
ここでは、その事に関して解説していきます。
なぜ喫煙によって早漏になるのか
喫煙が早漏を招くとするのであれば、
その理由は主に2つあります。
勃起力ダウン
喫煙によってニコチンを摂り込む事になるわけですが、
ニコチンには血管を狭くする働きがあります。
血管が狭くなれば、やはり性器は縮こまってしまいます。
ですから勃起力がダウンして、場合によっては勃起不全になってしまうのです。
そして、勃起力のダウンが原因で、早漏に陥ってしまう場合もあります。
完全に勃起した硬い状態よりも、
半勃起の柔らかめの状態の方が、性器は刺激に弱くなっています。
実は半立ちの時が、一番射精しやすいのです。
まとめると、
喫煙→ニコチン摂取→勃起力ダウン→半立ち→早漏
という繋がりですね。
自律神経への影響
自律神経の中の交感神経を優勢にする働きがニコチンにはあります。
交感神経が元気になると、早漏に陥りやすくなります。
自律神経は副交感神経と交感神経で構成されているのですが、
イク際には交感神経が活発になります。
タバコによって交感神経を刺激してしまうと、すぐに射精してしまいやすくなるのです。
タバコがダイレクトに早漏を招くわけではない
ここまで紹介してきましたように、
喫煙によって、交感神経が優勢になったり、勃起力がダウンしたりするがゆえに、
早漏になる恐れがあります。
ですが、これはやはり間接的なものであって、直接的な原因ではありません。
当然、タバコを吸っているからといって絶対に早漏に陥るというわけではありません。
確かに、喫煙のせいで早漏になっているケースもありますが、
まずはそれ以外の要因を探る事をおすすめします。